巨人の肩に立つ
徒然想

If I have seen further, it is by standing on the shoulders of giants.

Isaac Newton(1642-1727)

この言葉は、アイザック・ニュートンが1676年のロバート・フックに宛てた手紙に記されたものとして知られています。 科学の進歩は過去の偉大な先人たちの発見や研究の上に成り立っている、という「知識の継承」の重要性を示す言葉です。

この言葉は古くは12世紀のフランスの哲学者であるシャルトルのベルナルドゥス(Bernardus Silvestris)の言葉として、 同時代の哲学者ソールズベリのジョンによって記録されているそうです。

「私たちが彼らよりもよく、また遠くまでを見ることができるのは、私たち自身の視力が優れているからでもなく、 ほかの優れた身体的特徴によるのでもなく、ただ彼らの巨大さによって私たちが高く引き上げられているからなのだ」

この言葉は、学問の進歩が、過去の偉大な先人たちの功績の上に成り立っている、学問の進歩は継承による、という考えを象徴する、 非常に重要な名言として語り継がれています。ニュートンも、そのことを深く認識して、この言葉を引用したのでしょう。 確立した既存学問の成果を学ばずにAIに頼ってばかりでは進歩はないでしょう。

論語:子曰、学而不思則罔、思而不学則殆

(子曰く、学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし))

この言葉も同じ趣旨でしょう。

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